台風21号 原村の被害。

平成30年9月4日。非常に強い勢力で日本に上陸した台風21号。
西日本を中心に、歴史に残る大きな被害をもたらした台風でした。

台風被害が最も少ないと言われる長野県においても、今回ばかりは特別…。
ここ八ヶ岳でも、各所に爪痕を残して去っていきました。

9月4日、私は職場のある原村にいました。
窓から見える木々の揺れ方が尋常じゃない・・・・
今にも飛んでいってしまいそうなほどに枝がしなり、今回はちょっとやばそう…
そんな気がしました。

翌5日の朝。原村のエコーラインより上の道では、どこもこんな状況。
昨日の暴風の影響で、道には枝や葉っぱが散乱…。
お家の前の道は、箒で掃いている人が目立ちます。

上陸した4日の夕方、北杜市のお客さんのお家も気になって
様子を見に行きましたが、北杜市は原村ほど酷くなさそうでした。
八ヶ岳の中でも一番被害が目立ったのは、原村や茅野の高原・森エリア。
暴風による倒木で道がふさがれたり、電線に引っかかったり。

勿論、原村にある我が家も、30時間停電しました。
噂によると、原村で一番長い停電で70時間を超えたそうです。
ほんの一部ですが、私の目で見た、原村の被害です。

原村の温泉「もみの湯」の上。ペンションや別荘など、この上にはたくさんの住居がありますが、この主要道路が通行止め。倒木で電線が倒れそうになっているとのこと…。

倒木で、電線が地面まで伸びてしまっています。

倒れている木は、アカマツ・シラカバ…。特に、アカマツの被害が目立っていました。
アカマツは、こんなに太くても、張っている根っこの範囲は広げている葉より狭いんです。
それから、お家の敷地内で残っている広葉樹も倒れている現場もありました。
耐え切れず、倒れてしまった木々。。悲しいです。。。

ここ森が残る地域では、風の通り道になりえる場所にある林には、注意が必要。
林を伐採し一部を残した木々達が、風害にあうリスクを考えられているか、
自分の都合だけではなく、公共的な視点を忘れないこと。
治水、倒木のリスク、環境変化による生態系の変化、近隣から見た景観、、、。
その地にある環境をよく知り、周りの自然をよくみて、その後の影響をできるだけ想像すること。。。言葉にするほど簡単なことではないけれど、大事なことです。

ちなみに、停電開始から約20時間で、我が家は断水。
そうか、停電が長くなると、貯水池から水を運ぶためのポンプが動かなくなり断水するのか!!
そんなちょっと考えれば当たり前のことも、平和ボケした私の脳では想定できておらず…。
プロパンガスは健全のため、わかめチャーハンを作ろう♪と、
わかめを戻し始めた途端、志半ばで水が途切れました。。。

・・・で、チャーハンづくりを諦めて、初めて足を運びました。我が家に繋がっている貯水池に。

へえ~。こんなところにあるんだ。原村は、細かく貯水池が分かれているようで、我が家から車で3分のところにある職場では別の貯水池から供給されるため、停電・断水ともに無縁でした。

ぼんやりとした私の暮らしを静かに支えてくれていた、村のインフラのこと。
今回のきっかけで、実感をもって知ることができました。

〝自立”のイメージが強い山暮らしも、電気や水など、「当たり前にある」を維持する人たちの働きによって、支えらえているんですね。 感謝です。

yosssy

▼ おもしろいと思ったら、シェア!!▼

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。