先日、同居するおばあちゃんが、病院まで送ってくれって言ったんです。
はて・・・、先週も行かなかった?そんなに頻繁に行ってたっけ?って聞いたら、
「うん、次はね、中新田診療所。」って言うんです。
先週行ったのは、「富士見高原病院」。車で20分くらいかかる大きめの病院です。
その分院としてあるのが、今回行く「中新田診療所」。車で10分くらいです。
うまい具合に近いところ、遠いところを使い分けるおばあちゃん。
それが原村民の日常。
湿布もらう程度なら近くの診療所のほうが混んでないし、いいよね。
実は原村には、”病院”というものがありません。
・・・でも、”診療所”ならあります。
”診療所”に入院することはできませんが、
原村のお隣の茅野市や富士見町、諏訪地域には、大きな病院がありますので、
特に不便はないのです。
小さな怪我や、ちょっと気になる風邪などを気軽に診てもらえたり、
もちろん紹介がなくても診てもらえるので、原村民にとって、
診療所はとても大きな存在になっています。
原村には、
「原村国民健康保険直営診療所(原村診療所)」と、
「中新田診療所」があります。
原村診療所は、分かりやすく言えば国営です。
公共事業のひとつで、村が管理、運営しています。
診てくれるお医者さんも、いろんな場所からいろんな先生が来ています。
診療所がお休みの日には、休診日当番というのがあって、
電話や代わりに診てくれる病院が決まっています。
【こんな感じで、毎月配られる「広報はら」に載っています。】
一方で中新田診療所は、「富士見高原病院」が運営している、分院です。
富士見高原病院の先生が日替わりで診てくれます。
富士見高原病院まで行くことができない村民でも、
担当医が診療所に来る日に合わせて、受診できたりします。
他にも村内には、個人経営の歯医者や内科などありますが、
隣の茅野市や富士見町に行けば、整形外科や眼科、耳鼻科、もちろん総合病院もたくさんあります。
”村”だけど、”山の上”だけど、想像しているよりもずっと過ごしやすいんです(´ `)
私の周りは、なぜかみんな歯医者さん通い。
あそこがいい、ここはだめだって教えてくれて、
今度親知らずが痛くなったら、どこに行こうか、参考にさせてもらってます。
ちなみに、原村は、高校生以下と65歳以上の医療費が無料です。
申請が必要ですが、とっても助かりますよね~
わたしも、中学生の時、乗ってた車がスリップして、怪我して、お世話になりました~笑