富士見町に「森のオフィス」という場所があります。
大学の保養所をリノベーションして、2015年の12月にオープンした施設。
富士見町への移住促進施策の一つとして「都心から離れても快適に仕事ができる!」環境づくりを目指して作られたものです。
メインはコワーキングスペース(既に会員は300名を超えたそう)、シェアオフィス(満室!)を備えたオフィスです。
クリエイティブな仕事に携わる方が大半のようですが、完全移住の方もいれば、都心と行ったり来たりしながらの2地域居住の方もいらっしゃるとのこと。
働く場所・住む場所に囚われない、これからの働き方がどんどん生まれてくるんでしょうね~
こちらの写真は、オフィスの中にある食堂とキッチン。
実はこのキッチンもコワーキングスペースなんです◎
八ヶ岳の麓に移り住んで、いつかは小さく商いを始めたい。
そんな夢を持った方がたくさんいらっしゃると思います。
パンやスイーツ、得意な趣味からスモールビジネスへ。
都心に比べれば、設備等含めてスタートはしやすい場所だと思いますが、それでも初期投資等々、なかなか一歩を踏み出すことが難しいもの。
そんな夢の後押しをしてくれる場所が、コーワキングキッチンかもしれませんよ。
そしてそして、一昨日森のオフィスにお邪魔した際に、たまたまスタッフの渡辺さんにお聞きしたニュースがあります。
(※ちなみに、森のオフィスには専属スタッフが8人いらっしゃいます。ので、働き方、移住のこと、住まい等々、色々と相談に乗っていただけるはずですよ!)
八ヶ岳の地域の課題(企業や個人が抱える)を、都心在住・八ヶ岳エリアのクリエイターで、森のオフィスのマッチングのもと解決していこう、という新しい取り組みだそうです!(詳細は↑のリンクからどうぞ)
マーケティング、デザイン、WEBといった分野は、なかなかローカルな人材だけだと難しいなあ、と私も仕事をしながら思うところがあるので、こんなふうに、新鮮なアイデアを生み出せる機会があったら嬉しいかも、です。
ちなみに、↓の諏訪地方伝統の糸寒天の老舗が作った「塩羊羹」。こちらも、森のオフィスさんのプロジェクトで生まれた商品だそうです。
こうした、これまで八ヶ岳エリアになかった働き方を創造する森のオフィスさんですが、働くということだけでなく、この地域に住むこと、繋がること、といった機会もたくさん提供してくれます。
地元のおじいちゃんおばあちゃんとの畑づくり、地域のクリニックの先生を招いての勉強会、地域の子どもたちへのプログラミング教室 etc
仕事の場所が固定されない職種の方にはもってこいの場所じゃないかな、と思います。
ただ問題があるとすると、住む場所になると思います。。。
賃貸アパートは富士見町、原村、茅野にそこそこあるものの、一軒屋の賃貸や、シェアハウスといったものは数少ない・・・・、とは言え新築のハードルも・・・という現実があるので、住まい方の選択肢をどう広げていくのか、それを解決していきたいですね~