みなさん、こんにちは。辻です。
長かった梅雨もようやく明けそうで、
屋外にいると汗がタラーリ…
八ヶ岳に来て初めて、夏の気配を感じ始めました。
この日私は汗をぬぐいつつ、諏訪湖畔で車を走らせていました。
なぜかというと、「プチ美術館巡り」をしたかったからです。
なぜ「プチ」かというと、美術館をいくつか巡るには出た時間が遅かったからです。
八ヶ岳の麓にある、諏訪湖。(湖の写真がなくてすみません)
湖畔にはたくさんの観光名所が点在しています。
レジャー、グルメ、そしてアート。
いくつかあるアートスポットの中から、私が訪れたのは
『北澤美術館』
19世紀末に花開いたアール・ヌーヴォーのガラス工芸品と、
日本画の作品が常設されている美術館です。
現在はこちらの特別展が開催されていました。
アール・ヌーヴォーは植物をモチーフにし、流れるような曲線が特徴です。
大小様々な花瓶、器、ランプ等…美しいガラスの曲線に合わせ、
色鮮やかな花々が描かれていました。
バラが描かれたランプです。(撮影、掲載OKの展示品でした)
美しい〜。
おもてからも反対側からも観覧できる展示品もあり、ゆっくりじっくりと作品を味わえました。
華やかなアール・ヌーヴォーな気分になった後、
北澤美術館から20分ほど車を走らせ、本日の2件目。
諏訪湖畔とは言えないですが…
『イルフ童画館』
八ヶ岳の麓に引っ越して来て、わりと最初の頃から気になっていた美術館です。
「童画」という言葉を生み出した動画家・武井武雄氏の作品を中心に、企画展や、
モーリス・センダック氏(「かいじゅうたちのいるところ」の作者)の作品が
常設してあります。
企画展はこちらでした。
この展示、面白かったです。
原作が同じでも、作家が変わればまるで別作品。
よく知った物語だからこそ、表現の違いがよくわかりました。
9月23日(日)までやっていますよー。
もちろん武井武雄氏の作品も魅力的でした。
マスコットキャラクターになっている「ラムラム王」が可愛い^^(写真撮り忘れ)
イルフ童画館の「イルフ」は、「古い」を反対から読んだ、武井氏の造語らしいです。
童画作品を見て、幼心を思い出した流れで、次は『小さな絵本美術館』に向かいました。
が…
残念。
また今度、リベンジだー。
以上2件、ほんとに「プチ」な美術館巡りでした。
諏訪湖周辺にもまだまだ美術館・博物館はありますし、
八ヶ岳と範囲を広げるともーっとたくさんあります。
次はちゃんと時間を決めて、順序決めて、たくさん巡りたいなぁ。
「プチ」を重ねて、少しずつ巡っていくのもいいなぁ。
暮らしているからこその醍醐味かもしれません、「プチ」。
美術館に限らず、いろんな場所を少しずつ知っていくのも楽しみです。
今度はどこに行こうかな〜。
おわり
訪れた美術館のHPです↓