富士見町の地元スイーツ

ある日。

今日はなんだか、特別な感じの、おいしいおやつが食べたいぞ・・・

そう思って、富士見駅のすぐそばの、井筒屋さんへ行きました。

井筒屋さんは、昔ながらの和菓子屋さん。

定番の大福をメインに、和菓子を作っていらっしゃいます。

今日は、お目当てのあの大福・・・、あるかな~・・・

あ、ありました。

売り切れてなくて良かった~!

今日買いに来たのは、こちらの苺大福です。

井筒屋さんの苺大福には 「しろあん」 「こしあん」 「苺大き目」 という3種類がありまして・・・

どれにしようかな~。

でも、お隣にある 「フルーツ大福」 も気になる~。

奥さんに聞いてみると、「いちご、ぶどう、柑橘、りんごが入ってますよ」と教えてくれました。

え~!盛りだくさん!食べてみたい!

ということで、今日は 「こしあん」 の苺大福と、初挑戦の 「フルーツ大福」 を買いました。

店内には招き猫さんがいっぱいいました。

大福を包んでもらいながら、奥さんとしばしおしゃべり。

井筒屋さんはなんと、富士見駅前のこの場所で、100年以上も続いているのですって。

茅野市にあった総本店からのれん分けをし、その茅野の総本店がなくなった後も

ずっと続いている富士見店。

2,3年間まえに建物の老朽化で、建て替えが始まったときは

「まさか、看板を下ろしてしまうのでは??」と、原村民にまでも不安がよぎりましたが

新しいお店に生まれ変わると分かったとき、またあの大福を食べられる喜びに震えました。

中央の写真が、建て替える前のお店です。

前のお店も、昭和の駄菓子屋さんのような風情があって、味わい深かったなあ。

一番右が、総本店の写真。左が、今のお店の写真です。

大切に飾られていらっしゃいました。

井筒屋さんの苺大福は、40年ほどまえからはじめて、それからずっと続けているそうです。

長野県の諏訪地域には7年に1度の奇祭「御柱祭り」というのがありまして

各地からたくさんの人がやってきます。

40年前の御柱祭りのとき、東京から来た知り合いの方が、有名なお店の

苺大福をもってきてくれたことがきっかけで作り始めて、今まで続いているそうですよ。

この看板が出始めると、春だな~って思います。

ちなみに秋口はフルーツほおずきを使った「ほおずき大福」が並ぶんですよ~。

夜、母と一緒にお茶のじかん。

茅野市の「ハーバルノート」さんの、春のハーブティーと一緒にいただきました~。

いちご~、おおきいです。甘いです。

それで、あんこは甘すぎなくて、さっぱりしてて、たいへん食べやすいのです。

フルーツ大福!餡はしろあんでした。

フルーツはどれもぱりっと新鮮で、さわやかでした。あ~、おいしいな。

自分のために美味しいものを買うって、本当に幸せですよね・・・。

次の日も食べたいけれど、翌日には硬くなってしまう、大福さんは

その日のうちに楽しみたい、特別な地元スイーツですね~。

 

By チカ

 

 

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