【イベント紹介】八ヶ岳 地元のお祭りまとめ

八ヶ岳エリア=茅野市、原村、富士見町、北杜市には、地元恒例のお祭りがあります!

立ち寄ってみると、屋台や地元中高生によるステージでの出し物、盆踊りなどがあって、涼しい夜の田舎の雰囲気を楽しめると思います。
小中学生がたむろしているのを目撃できたり(夜に遊べる機会はなかなかないですからね、天然記念物ですよ)、婦人会や村のクラブのような団体が出店、アピールしてたりもします。

移住する前でも、移住した後でも、綿あめ食べにだけでも、ぜひぜひ足を運んでみてください~。

≪茅野市≫  「第43回 茅野どんばん」 2018年8月4日(土)

茅野駅前から茅野市役所までの約500mで行われます。
毎年、神輿が登場したり、大きなステージがあったり、
「どんばん踊り」のコンテストがあったり、大盛り上がりです!
道路を歩行者天国にするため、当日は道が混みます。要注意です~

■茅野どんばん ホームページ
■インスタにも上がってます!「#茅野どんばん」

≪原村≫  「第24回 原村よいしょ祭り」 2018年8月19日(土)

原村にある唯一の小学校、原小学校の異常に広い校庭で行われます。
地元の高校生のバンドが歌ったり、小学校の合唱団やリコーダークラブが発表したり、小さな文化祭も混ざったような、村民参加率の高いお祭りです。
「よいしょ」は、「よいしょ、どっこらしょ」のことではなく(笑)、
「良い所」という意味です。
よいしょ音頭のメロディーは、一度聴いたら離れません。
最後は、ナイアガラの花火が毎年恒例! 20時頃までやっています。

≪富士見町≫ 「第35回 富士見OKKOH祭り」 2018年7月28日(土)

富士見駅から歩いて20分、グリーンカルチャーセンター周辺で行われます。
こちらも、地元のサークルなどによる楽しいステージが用意されています!
個人的なおススメは、富士見ウィンドオーケストラ。
老若男女の音楽好きが集まった、吹奏楽の集まりです。
ポップスや名曲をかっこよく大迫力で演奏してくれます~♪
■こちら、詳しいレポートあります!

≪北杜市≫
北杜市は、合併してできた大きな市のため、地域ごとにお祭りがあります。
めぐってみても、おもしろいかもしれません!

  • 北杜ふるさとまつり(長坂町・高根町)
    2018年8月5日(日) @長坂総合スポーツ公園
  • 大泉ふるさと夏祭り(大泉町)
    2018年8月12日(日) @泉小学校 校庭
  • 明野納涼祭(明野町)
    2018年8月14日(火) @明野中学校
  • 甲斐駒エリアふるさと祭り
    2018年8月14日(火) @武川中学校

今年はどれかに参加して、イベントレポートも書いてみたいと思いますので、
そちらもお楽しみに~♪

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北杜市須玉町・津金で味わう異国のあれこれ。

とある日曜日。

北杜市須玉町・津金にある、ごはん屋さん「つがね食堂」さんで開催されたイベント
“海を渡ったふるさとごはん”に行ってきました!
このイベントはM4Rという難民支援活動の一環で、食を通じて難民への関心を高める、という内容です。

M4Rについて、詳しくはこちら。

 

この日のメニューは「スリランカ定食」と「ビルマ定食」。

私はスリランカ定食をいただきました!

スリランカカレーは、やわらかく煮たカシューナッツがごろごろ入っていました。
やわらかいカシューナッツ、初めて食べましたが、すごくおいしい・・・。
付け合せは鯖が入ったコロッケ「カトゥレット」と、酸味の利いたにんじんサラダ。
お料理も、デザートも、ドリンクのチャイティーまで、おいしい~。

普段からつがね食堂さんのお料理は、トルコだったりモロッコだったりロシアだったりと、
異国な感じのメニューが多いのですが、なんだか舌や体にしっくりきます。
日本の食材を使ったり、日本人にあう味付けを考えていらっしゃるからとは思うのですが、
それでもその国の「らしさ」も崩れずに、お皿の上に乗せられているような。
そんな気がします。

 

お料理の下に敷かれている、ランチョンマットにも注目すると・・・。
各国や地域の情報が書かれています。
こちらは店主の藤田さんの、ご友人が作られたそうです。

“ここに書かれている情報は一部に過ぎず、政治社会情勢も日々変化しています”と注意書きがありました。
でもこれだけ読んでみても、今わたしが住んでいるこの国や、八ヶ岳のこの場所はなんて毎日平和でのどかなのだろうと思いました。
お料理をいただきながら、だんだんと、難民へ心が近づいているようにも感じました。

 

 

 

そしてこの日楽しみにしていたのは、お料理だけではなくですね。
難民支援というテーマに合わせた映画の上映です。

上映されたのは、アキ・カウリスマキの「ル・アーヴルの靴磨き」。

母国から逃れて難民となった少年を、フランスの港町ル・アーヴルの住人達が協力して手助けをするストーリーです。

 

 

この監督の映画が大好きな、藤田さん。「上映をするならこれ!」と決めていたほどだそう。
私は初めて観る映画で、「難民」というテーマは決して軽いものではないし、かたい内容なのかな、と思っていました。でも観てゆくとコメディ的な一面もあって、思ったよりもずっと、やさしくてあたたかな気持ちになれる映画でした。こうしたイベントがなければ、自分から見てみようとは、思わないタイプの映画だったと思います。そういう映画に出会えるのも、こういった上映会の面白さかも。

 

上映後には、藤田さんからコメントがありました。

 

「目の前で困っている人がいたら、助けてあげないといけないな、と思います。でも1人で全部背負うのではなく、この映画のように皆で手分けをしたら、きっと助けてあげることができる。」

具体的に支援することが、すぐには難しくても、「知る」ことは大きなことだと思います。
一人一人が力を合わせたら困っている人を助けられると、多くの人が実際に映画を見て知ったら、きっと目の前に困っている人がいたときに、行動できるはず。

今回のイベントで、私が直接の大きな支援ができたわけではなかったですが、難民について考える大きなきっかけになりましたし、
皆で手分けをしたら、困っている誰かを助けてあげられるかも知れない、という自信にもなりました。

この日の映画の上映は、計三回。
最後の上映のあとは、自然と会話が始まり、映画談義に花が咲いたそうですよ。
もちろん1人で映画を観に行って余韻に浸るのも好きだけど、県内外から人があつまって、上映後にざっくばらんに感想を言い合ったり、お話ができるのがすごくよかった!と仰る藤田さん。本や映画が大好きだから、これから食だけじゃなくそういった文化的なことも力をいれたいなー、なんて仰っていましたよ。これから「つがね食堂」の空間がどんなふうになって行くか、とっても楽しみです。

津金では今度の木曜日には古民家宿泊体験施設「なかや」さんでも、上映会が開催されるので、行ってきます!(またどこかでレポートしたいと思います。)

 

本屋さんや映画館などが近くにないのが、自然の中に身を置き地方で暮らすということの現実だったりします。
映画とか、本や漫画を読む、絵を見る・・・、「文化」は心を満たしてくれるものです。
身体を維持するために必要なものだけ、衣食住だけがあっても、どこか寂しいように思います。

文化的な面が盛り上がると、人と人とのつながりが生まれて、良いめぐりが始まるのだなーと感じた、“海を渡ったふるさとごはん”でした。

 

by チカ

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こんや(?)、くらべてみました。山の森の木。

さあ、梅雨も本番。緑が濃くなる季節です。

八ヶ岳もこの通り。
なかなかどーーん!と晴れることのすくないこの時期ですが、
こんな綺麗な姿を見せてくれました!

麓から徐々に緑になっていく八ヶ岳。
一本一本の木が緑になっているから、山全体が緑になるんだよなあ。
スイミーみたい。(映画『万引き家族』のせいです。)

・・・じゃあ、この目の前の木はなに?
そう聞かれても、原村に多い唐松、赤松ならまだしも、
広葉樹は本当にわからない!

でも、ひとつひとつ、調べてみました。
葉っぱの形、どんな花が咲くか、実はなるのか、木肌はどうか、
特徴を当てはめながら正解を探していきます・・・。

今回、お世話になるのは、こちらの図鑑。
『樹皮・葉でわかる 樹木図鑑』
義理兄さんからいただきました。

それでは、みなさん、分かったら「はい!!」って言ってくださいね~


特徴的な葉っぱをつけています。
下から見ると、とてもキレイに太陽の光が透けていました。
放射状に葉が出ているのがきれいですね。

これは…、葉の形、葉のつき方から「ミズキ」だと思います。
切ると水があふれ出すそうですよ…!!
6月ごろから、紫黒色の実ができるようですが、
今回は見つけられず…。
寒いからまだ先かなあ。。。

続いて②!
かわいい白い花!!花株の大きさは5センチくらいです。
きれいですね~
一つの花は2ミリ程度。かなりドアップで撮影しました。
葉はこんな感じ。一枚頂戴いたしました。

残念ながら、図鑑だけでは見つけられず、
樹木検索図鑑 http://www.chiba-museum.jp/jyumoku2014/kensaku/
こちらにお世話になりました…(笑)

結果!

「ガマズミ」だと判明~。
図鑑に載っているのは結構丸い葉で、一致させるのは難しかったです。
秋に赤い実がなるそう。

ラストに③

これは、特徴的な葉っぱですね。
ん~~……

見つかりましたか?(笑)

正解は…一番上の段、右から2番目ですね、「コクサギ」です。
”小臭木”と書くそうです。名前からして臭そう。

……という感じで、一つ一つ調べていくと、
この木にはこんな実がなるんだ、
花は何月に咲くんだ、葉っぱはこう付いているんだ、と
今までは気にならなかったことに目がいくようになりました。

今までは、全部同じに見えていたアイドルの顔も、
性格や趣味・特技などを知ると、全く違く見えるように、

木も、葉の形や実、樹皮にこんなに種類があるんだ!と知ったとたん、
森にはこんなにたくさんの種類が生えているんだな、
これは同じ種類ばかりだから、人工林だな、とかがわかるようになってきました。。

森に疎い小倉でしたが、
だんだん森の人(?)に近づけているような気がします…!!

みなさんも、樹種が検索できるサイトなどあるので、
ぜひ、くらべてみてくださいね~♪

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【イベント紹介】8月4,5日は エコラの森の夏まつり!in原村

原村、ズームライン沿いにある、「エコラの森」。
普段は、木陰の気持ちいい静かな森なのですが、
8月初めには、たっっっくさんの人で大賑わい!!

その理由は・・・毎年「エコラの森の夏まつり」がやっているから!

ジャンベの参加型コンサートや、森をたのしめるワークショップ、
おいしい手づくりのフードやドリンクもあって、
毎年楽しみにしているイベントの一つです♪

去年は土染めや、枝で色鉛筆をつくるもの、木のおもちゃをつくるものなど、
たくさんのワークショップを始め、
無農薬野菜でバーベキューをしたり、焚火でホットサンドを作ったりしました。

なんといっても、ジャンベのコンサートで、
配られた楽器を自由にならして飛んだり踊ったり声出したり、
森の中で思いっきり音楽を楽しめたのがよかったです^^♪

↓去年の様子はこちらから見れます↓
≪エコラの森の夏まつり、開催しました!|アトリエDEF通信≫

こちら、主催しているのは「NPO法人 エコラ倶楽部」。
長野県の「森の里親制度」という、市町村が保有する森の整備を
企業や団体が一緒に行う制度に参加し、原村中新田区の森、約15㌶を整備しています。

もちろん今年もあります!
ぜひぜひ森の木陰に涼みに&心を開放しに来てくださいね!

日時:8月4日(土)、5日(日) いずれも10時~16時
場所:エコラの森
ズームラインとエコーラインの交差点、「深山」の信号を東に直進。

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富士見町で働く一つの形~森のオフィス~

富士見町に「森のオフィス」という場所があります。

大学の保養所をリノベーションして、2015年の12月にオープンした施設。

富士見町への移住促進施策の一つとして「都心から離れても快適に仕事ができる!」環境づくりを目指して作られたものです。

メインはコワーキングスペース(既に会員は300名を超えたそう)、シェアオフィス(満室!)を備えたオフィスです。

クリエイティブな仕事に携わる方が大半のようですが、完全移住の方もいれば、都心と行ったり来たりしながらの2地域居住の方もいらっしゃるとのこと。

働く場所・住む場所に囚われない、これからの働き方がどんどん生まれてくるんでしょうね~

 

こちらの写真は、オフィスの中にある食堂とキッチン。

実はこのキッチンもコワーキングスペースなんです◎

八ヶ岳の麓に移り住んで、いつかは小さく商いを始めたい。
そんな夢を持った方がたくさんいらっしゃると思います。

パンやスイーツ、得意な趣味からスモールビジネスへ。

都心に比べれば、設備等含めてスタートはしやすい場所だと思いますが、それでも初期投資等々、なかなか一歩を踏み出すことが難しいもの。

そんな夢の後押しをしてくれる場所が、コーワキングキッチンかもしれませんよ。

 

そしてそして、一昨日森のオフィスにお邪魔した際に、たまたまスタッフの渡辺さんにお聞きしたニュースがあります。
(※ちなみに、森のオフィスには専属スタッフが8人いらっしゃいます。ので、働き方、移住のこと、住まい等々、色々と相談に乗っていただけるはずですよ!)

 

八ヶ岳クリエイティブコネクション

八ヶ岳の地域の課題(企業や個人が抱える)を、都心在住・八ヶ岳エリアのクリエイターで、森のオフィスのマッチングのもと解決していこう、という新しい取り組みだそうです!(詳細は↑のリンクからどうぞ)

マーケティング、デザイン、WEBといった分野は、なかなかローカルな人材だけだと難しいなあ、と私も仕事をしながら思うところがあるので、こんなふうに、新鮮なアイデアを生み出せる機会があったら嬉しいかも、です。

 

ちなみに、↓の諏訪地方伝統の糸寒天の老舗が作った「塩羊羹」。こちらも、森のオフィスさんのプロジェクトで生まれた商品だそうです。

 

こうした、これまで八ヶ岳エリアになかった働き方を創造する森のオフィスさんですが、働くということだけでなく、この地域に住むこと、繋がること、といった機会もたくさん提供してくれます。

地元のおじいちゃんおばあちゃんとの畑づくり、地域のクリニックの先生を招いての勉強会、地域の子どもたちへのプログラミング教室 etc

 

仕事の場所が固定されない職種の方にはもってこいの場所じゃないかな、と思います。

ただ問題があるとすると、住む場所になると思います。。。

賃貸アパートは富士見町、原村、茅野にそこそこあるものの、一軒屋の賃貸や、シェアハウスといったものは数少ない・・・・、とは言え新築のハードルも・・・という現実があるので、住まい方の選択肢をどう広げていくのか、それを解決していきたいですね~

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