中吉日記 #03「石アワー」

まいど!yosssy@八ヶ岳 中吉の家 です。
季節の巡りに合わせて歩く、私サイズの小さな暮らしについて綴った「中吉日記 」

3通目の季節は、「小満」。空晴れ渡り、涼風抜ける最高の季節。
菜園は色鮮やかになり、梅雨入りを前に、いのちがすくすく成長する頃。


冬はパキパキに凍るので、外で干すとか絶対しませんが、この季節は外干しが◎。
中吉の家を見下ろすヤチダモの大木は、このあたりの森では一番最後に新緑となります。

まもなく八ヶ岳は開山祭を迎え、いよいよ登山シーズン突入!…ではありますが、今年は開山祭も中止。yosssyも山を愛する1人として、今は八ヶ岳が育む目の前の自然を愛で、家守に専念しています。


庭では、ハクロニシキが元気!
中吉の家と同じDEFオーナーのご近所さんから、2年前に分けてもらったハクロニシキ。株分けしてもらった小さな苗木は倍以上の大きさに育っています。別名 フラミンゴツリー。この色合いが最高にかわいい~

で、今日の本題。

カッコー鳴くこの季節、畑には野菜の苗や種。花壇にはハーブや色とりどりのお花など、命芽吹き、お庭いじりに心躍る頃です。…が、それは芽吹く豊かな土壌があってこそ。
中吉の家といえば、まだまだ×10 荒野。住んで4年、共働きで山のぼり大好きな我が家は、ついつい庭整備は後回しとなり、色んな所が未開拓のまま。手作りの庭づくり入門は、何はともあれ「石」と触れ合います。石との時間から全ては始まります。

まずは、畑。

30センチほどスコップで掘り上げて、フルイでふるいまくり。死ぬほど石が出ます(涙)。
大きな石は、窪地に埋めて、小さな石は、進入路の砕石が減ったところにまきます。山を削らなくても砕石が補給できます。

次は花壇。

斜面には芝桜、下には何か低木か大きなお花を植えようと掘りだしたら…
…隊長!石が…石が…!止まりません!(泣)
こんなふうなハンディー鍬でひたすら石を掘り出し、大きな石は周囲を囲み、小さな石は、もう石畳にしました(上の写真参照)。隙間から雑草生えるけどね…まあいいや。

最後。こちらも花壇づくり。

お隣敷地との境界は、なんちゃって石積みしました。
大きなもの、平たいものは石積みにして、小さめな石は、駐車スペースの砕石が減ってきたところにまきます。


こんなふうに、なんと花壇の面積より石の処理にかける面積の方が大きい(苦笑)。

でも、石は一生もの。腐ることもなくなることもありません。
自分がこの場所に移り住むより前からそこにあったもの。そして何より自然そのものだから、うまく付き合って暮らしたいものです。

来年か再来年には、ここは、紫陽花と紫苑でいっぱいになるはず~~
あと、昨日カモミールの種もまきました☆ どんなふうになるか楽しみです!

おまけ◎

アトリエデフで建てた中吉の家は土壁の家。
今日みたいな20℃を下回る雨の日は、夜の冷気が壁に蓄積されてちょっと肌寒い。
そんな日は薪ストーブに点火。一度つけたら今度は壁が熱を蓄えて気持ちいい◎
緑と火。さいこ~~。

yosssy

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